毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
二の腕や背中、お尻のぶつぶつ(毛孔性苔癬・毛孔性角化症)でお悩みではありませんか?
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、二の腕や背中、お尻などに小さなぶつぶつができる皮膚疾患です。
「二の腕のぶつぶつが気になる」
「半袖や水着になるのが恥ずかしい」
「保湿剤を塗っても改善しない」
このようなお悩みで皮膚科を受診される方は少なくありません。
当院では、保険診療による外用薬治療から、ミラノリピール・ダーマペンを用いた自由診療まで、患者さまの症状やご希望に合わせた治療をご提案しています。


目次
- 毛孔性苔癬とは
- 毛孔性苔癬の症状
- 毛孔性苔癬の原因
- 毛孔性苔癬は自然に治る?
- 保険診療で行う毛孔性苔癬の治療
- 保険診療で改善しにくい場合は自由診療という選択肢
- 当院の自由診療について
- ミラノリピール(BioRePeelCl3)とは
- ミラノリピールの特徴
- ダーマペン+ミラノリピール
- 治療の流れ
- 料金(税込)
- よくある質問(FAQ)
- リスク・副作用
- 毛孔性苔癬でお悩みの方へ
- 予約方法のご案内
毛孔性苔癬とは
毛孔性苔癬(毛孔性角化症)は、毛穴の出口に角質が過剰にたまり、小さなぶつぶつができる皮膚疾患です。
医学的には毛孔性角化症とも呼ばれますが、皮膚科では「毛孔性苔癬」という名称も広く使用されています。
特に
- 二の腕
- 背中
- お尻
- 太もも
にできやすく、
「さめ肌」
と呼ばれることもあります。
痛みやかゆみはほとんどありませんが、
- 肌がざらざらする
- 赤みが気になる
- 夏でも半袖になれない
- 見た目が気になる
など、美容面のお悩みで受診される方が多くいらっしゃいます。
毛孔性苔癬の症状
代表的な症状は
✓ 毛穴に一致した小さなぶつぶつ
✓ 肌のざらつき
✓ 赤み
✓ 乾燥
です。
乾燥する冬に悪化しやすく、夏にはやや改善することがあります。
毛孔性苔癬の原因
毛孔性苔癬は、毛穴に角質がたまり、毛穴が詰まることで起こります。
原因として考えられているものは
- 遺伝的体質
- 乾燥
- ターンオーバーの乱れ
などです。感染症ではなく、体質による皮膚の変化であるため、人へうつることはありません。
毛孔性苔癬は自然に治る?
思春期以降に症状が現れ、年齢とともに改善する方もいます。
しかし成人後も症状が残る方は少なくありません。
保湿剤のみで改善する方もいますが、
- 赤み
- ぶつぶつ
- ざらつき
が残る場合も多くあります。
そのため、見た目の改善をご希望の方には自由診療という選択肢もあります。
保険診療で行う毛孔性苔癬の治療
毛孔性苔癬は体質による皮膚疾患であるため、保険診療では症状を和らげることを目的に外用薬による治療を行います。
皮膚の状態に応じて、以下のようなお薬を処方します。
保湿剤
乾燥は毛孔性苔癬を悪化させる原因の一つです。
ヘパリン類似物質製剤(ヒルドイドソフト軟膏®など)を使用し、皮膚のバリア機能を整えます。
期待できる効果
- 乾燥改善
- 肌のざらつき軽減
- バリア機能改善
尿素製剤
尿素には角質を柔らかくする働きがあります。
代表的なお薬
- ケラチナミンコーワクリーム20%
- ウレパールクリーム10%
- ウレパールクリーム20%
毛穴に詰まった角質をやわらげ、ざらつきの改善を目指します。
活性型ビタミンD3外用薬
角化が強い方には活性型ビタミンD3外用薬を使用する場合があります。
代表的なお薬
- ボンアルファ軟膏
- ドボネックス軟膏
- オキサロール軟膏
皮膚細胞の増殖を調整し、角質が厚くなるのを抑える効果が期待できます。
保険診療で改善しにくい場合は自由診療という選択肢
保険診療のお薬で症状が和らぐ方もいますが、見た目の改善には限界があります。
「二の腕のぶつぶつをもっと改善したい」「結婚式前やプールに入る時期など、人に見せる前に背中をきれいにしたい」「肌質そのものを改善したい」
という方には、
当院では
- ミラノリピール
- 毛孔性苔癬ダーマペン(ダーマペン+ハイラアクティブ+ミラノリピール)
をご案内しております。
肌の状態やご希望を伺いながら、保険診療・自由診療それぞれのメリット・デメリットをご説明し、適した治療をご提案いたします。
ミラノリピール(BioRePeelCl3)とは
ミラノリピール(BioRePeelCl3)は、イタリアで開発された次世代ピーリングです。
主成分である**トリクロロ酢酸(TCA)**に加え、
- ラクトビオン酸
- サリチル酸
- タルトル酸
- クエン酸
- アミノ酸
- ビタミンB2
- ビタミンC
- 保湿成分
を配合しています。
従来のケミカルピーリングのように角質を除去するだけではなく、肌の再生を促し、コラーゲン生成をサポートすることで、肌質改善を目指す治療です。
当院では、毛孔性苔癬に対してTCA50%製剤を使用しています。
*肌が弱くて心配な方には顔用のTCA35%のご用意もありますのでご相談ください。
ミラノリピールの特徴
コラーゲン生成をサポート
真皮へ働きかけることで、肌にハリやなめらかさを与えることが期待されます。
肌のターンオーバーを促進
毛穴にたまった古い角質の排出を促し、肌のざらつき改善を目指します。
ダウンタイムが比較的少ない
施術後に赤みや乾燥、軽度の皮むけが生じることがありますが、比較的日常生活への影響が少ない治療です。
ボディにも適した治療
ミラノリピールは、二の腕背中お尻など、広い範囲にも施術できます。
ダーマペン+ミラノリピール
毛孔性苔癬では、ダーマペンとミラノリピールを組み合わせた治療も行っています。
ダーマペンで皮膚に微細な穴をあけた後、
ハイラアクティブで保湿・肌環境を整え、さらに**ミラノリピール(TCA50%)**を行うことで、肌質皮膚科医が皮膚の状態を確認し、改善を目指します。
皮膚の状態やご希望に応じて、適した治療をご提案いたします。
治療の流れ
① 診察・カウンセリング
皮膚科医が皮膚の状態を確認し、毛孔性苔癬かどうかを診断します。
治療内容や費用、副作用について十分にご説明したうえで、治療方針を決定します。
② 洗浄
施術部位を清潔な状態にします。
③ 麻酔(ダーマペンのみ)
ダーマペンを行う場合は麻酔クリームを使用します。
ミラノリピール単独では通常麻酔は行いません。
④ 施術
症状や部位に応じて施術を行います。
⑤ アフターケア
施術後のスキンケアや保湿、紫外線対策についてご説明します。
料金(税込)
ミラノリピール(TCA50%)
対象部位(手のひら2枚分)
- 背中
- 二の腕
- お尻
料金:26,400円(税込)
施術時間:30分
毛孔性苔癬 ダーマペン
施術内容
- ダーマペン
- ハイラアクティブ
- ミラノリピール(TCA50%)
料金:52,800円(税込・麻酔代込み)
所要時間:60分
よくある質問(FAQ)
Q. 毛孔性苔癬は治りますか?
体質による皮膚の症状のため、一度の治療で完全になくなるものではありません。
保険診療や自由診療を組み合わせることで、症状の改善を目指します。
Q. 毛孔性苔癬はうつりますか?
いいえ。毛孔性苔癬は感染症ではありません。
ご家族や周囲の方へうつることはありません。
Q. 保険診療で治療できますか?
保険診療では保湿剤、尿素製剤、活性型ビタミンD3外用薬などを使用します。
一方で、見た目の改善や肌質改善を目的としたミラノリピール・ダーマペンは自由診療となります。
Q. ダウンタイムはありますか?
赤みや乾燥、軽度の皮むけが生じることがあります。
ダーマペンでは数日程度赤みが続くことがあります。
Q. 何回くらい治療が必要ですか?
症状や肌質によって異なります。
診察時に皮膚の状態を確認し、適した治療計画をご提案いたします。
リスク・副作用
施術後には以下の症状が現れることがあります。
- 赤み
- 乾燥
- 皮むけ
- ヒリヒリ感
- 色素沈着
- かさぶた
症状や肌質によっては施術をおすすめできない場合があります。
妊娠中・授乳中の方や皮膚に炎症・感染がある場合などは、施術をお受けいただけないことがあります。詳しくは診察時にご相談ください。
二の腕や背中のぶつぶつでお悩みの方へ
毛孔性苔癬は体質による皮膚疾患ですが、症状やお悩みに応じて治療方法を選択することができます。
当院では、まず皮膚科医が診察を行い、保険診療・自由診療それぞれの特徴やメリット・デメリットをご説明したうえで、患者さま一人ひとりに適した治療をご提案しています。
二の腕や背中、お尻のぶつぶつやざらつきでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
